舌ケア成分 DOMAC(ドゥーマック)
「DOMAC」で舌表面の
汚れにアプローチ
DOMACとは?
UHA味覚糖が、口腔内のバランスが崩れる原因に対し、日常的にケアするための素材として開発したのが、独自成分のアロマ複合体「DOMAC」です。
複合体とあるように、DOMACはいくつかの有効成分で構成されています。それらの成分はすべて、人々にとって食経験があり安全性が高いものです。
さらに成分同士が相乗的にはたらくことで、それぞれがわずかな量でも強力に抗カンジダ活性を発揮します。
■ DOMACに配合されるアロマ成分と作用
成分名 / 主な作用 | |
---|---|
D | デカン酸 |
カンジダ菌糸形※1の発育を強力に抑制。オリゴノールやシトラールと組み合わせると相乗効果で低濃度でも抗カンジダ活性を強める。脂肪酸の一種。 | |
O | オリゴノール |
カンジダ菌糸形※1の発育を抑制。抗真菌・抗酸化・抗炎症・抗ウイルス作用をもつ。ライチ由来のポリフェノール低分子。 | |
プロタミンペプチド | |
カンジダ菌に対する抗菌活性を示す。鮭の白子に含まれるタンパク質であるプロタミンの分解物。 | |
M | メチルセルロース |
配合成分を長く口腔内にとどめることで、舌への吸収量を増やす。水に溶けて乳化作用や保水作用を示す。 | |
A | アクア |
唾液の分泌を促進することで、カンジダ菌が舌表面に長く留まるのを予防する。香料成分として広く知られている。 | |
C | シナモン |
カンジダ菌糸形※1の発育を抑えるほか、抗ウイルス・抗真菌作用も持つ。香辛料や生薬「桂皮」として広く知られている。 | |
シトラール | |
カンジダ菌糸形※1の発育を抑えるほか、抗ウイルス・抗菌・抗真菌・抗炎症作用を持つ。レモンやオレンジに含まれる精油。 |
成分名 | 主な作用 | |
---|---|---|
D | デカン酸 | カンジダ菌糸形※1の発育を強力に抑制。オリゴノールやシトラールと組み合わせると相乗効果で低濃度でも抗カンジダ活性を強める。脂肪酸の一種。 |
O | オリゴノール | カンジダ菌糸形※1の発育を抑制。抗真菌・抗酸化・抗炎症・抗ウイルス作用をもつ。ライチ由来のポリフェノール低分子。 |
プロタミンペプチド | カンジダ菌に対する抗菌活性を示す。鮭の白子に含まれるタンパク質であるプロタミンの分解物。 | |
M | メチルセルロース | 配合成分を長く口腔内にとどめることで、舌への吸収量を増やす。水に溶けて乳化作用や保水作用を示す。 |
A | アクア | 唾液の分泌を促進することで、カンジダ菌が舌表面に長く留まるのを予防する。香料成分として広く知られている。 |
C | シナモン | カンジダ菌糸形※1の発育を抑えるほか、抗ウイルス・抗真菌作用も持つ。香辛料や生薬「桂皮」として広く知られている。 |
シトラール | カンジダ菌糸形※1の発育を抑えるほか、抗ウイルス・抗菌・抗真菌・抗炎症作用を持つ。レモンやオレンジに含まれる精油。 |
だからDOMACはすごい
1.口腔内の環境を日常的に整える
口腔内の環境は、加齢や生体防御力の低下によって悪化します。そのほか間違った口腔ケアや薬の影響などにより、常在菌※として存在するカンジダ菌(Candida
albicans)が異常に増えることも環境を悪化させる原因のひとつです。
カンジダ菌はカビの一種で、一定の数なら病原性はありません。過剰になると、細菌や口腔内の剥がれた細胞などを巻き込み、膜のような層(これをバイオフィルムという)を作って舌を覆う“舌苔(ぜったい)”となります。
この舌苔は口臭をまねく原因の大部分を占め、味覚障害や誤嚥性肺炎※の誘因にもなるため、日常的な口腔ケアが大切です。
カンジダ菌が異常に増えることで引き起こす口腔カンジダ症は、薬を使った治療でいったん良くなったとしても、そのあとまたくり返すことがあります。すると、通院にかける時間や治療のための医療費も必要です。
そうなる前に、日常生活のなかで気軽に予防できたらいいですよね。
このような願いから、DOMACは2015年に開発されました。さらに、近年の研究でDOMACは口腔カンジダ症のほかにも、いくつかの感染症における防御ツールとなることが分かってきたのです。
2.マスク着用時の口腔衛生環境を改善する
マスクは感染症から身を守るというメリットの一方で、口臭や口腔内環境の悪化といったデメリットはあまり知られていません。
そこで、マスク着用時における口腔内の変化と、それに対するDOMACの影響について実験してみました。
実験1:マスクの着用「あり」と「なし」で比較
まず、不織布マスクの着用有無で、どのくらい口腔内の総細菌数はちがうのでしょうか?
以下のグラフ1が示すように、1時間マスクを着用した口腔内では、着用なしと比べて有意に総細菌数の増加が見られました。
ここで、マスクの着用時間を1時間から2時間へ延長すると、総細菌数の増え方はさらに顕著になりました(グラフ2)。
加えて、1時間の観察では見られなかった呼気中の揮発性硫黄化合物(不快な臭いのひとつ)の濃度も、着用2時間では有意に増えました(データ省略)。
実験2:DOMACを摂取後に、マスクを着用したら…
次に、DOMAC配合のタブレットを8日間、成人男性11人に摂取してもらい、同様にマスクを2時間着用したあとの総細菌数を測りました。
これらの結果と次のグラフが示すように、DOMACはマスク着用時の口腔衛生環境の悪化を抑えることのできる可能性があると言えるでしょう。
研究開発は期待と夢をのせ、
産学共同で進行中
DOMAC配合食品の開発は進み、現在いくつかの商品が販売されています。 また、商品販売と並行して、今でもDOMACの有効性に関する研究が活発に行われています。
例えば、岐阜薬科大学 小原 道子 先生らの研究では、 特別養護老人ホームに入居する数十名の高齢者に対し、DOMAC配合食品を用いた口腔ケアを行うと、 2週間で口腔内の総細菌数が有意に減ったと報告されています。
地域の歯科診療においてもDOMAC配合食品の活用が進んでおり、 岐阜県山県市つちだ歯科医院 院長 土田 治 先生や岐阜薬科大学の協力のもと 口腔衛生環境やQOLに対するDOMACの影響についての後ろ向きコホート研究が行われています。
さらには、昨今の感染症流行、マスクの着用習慣の影響とDOMACに注目した研究も行われています。
この研究は、一般財団法人日本ヘルスケア協会および帝京平成大学とUHA味覚糖が共同で実施し、
2021年12月に行われた第42回日本臨床薬理学会学術総会にて研究成果を発表しました。
この発表は時代に即したテーマであることが評価され、優秀演題賞を受賞しています。
こうした数々のエビデンスと可能性を持つDOMACの研究は益々注目を集めています。
口腔内の環境を手軽にDOMACで整えることを目標に、次々と新商品開発が進んでいます。